3年かけて新築住宅を建てた話。

家さがしは大変。すべてがはじめて、一生に一度きり。 最初に家を建てようと思ってから、完成するまで丸3年かかりました。夫とも意見が合わず苦労しました。 インターネット、本、営業マン、保険屋さん、、、いろいろな方から話を聞きました。 正直、正反対のことを言われたりします。 誰を信じていいのか、何を信じていいのか。 とても悩みました。 その経験が誰かの役に立てばいいなと思います。

建設中の施工チェックも忘れずに。クレームしなくていいって気持ちが楽♪

我が家は建て始めて3ヶ月が経ちました。

 

いまは外壁はあと漆喰を塗るだけ。

内装は無垢床が貼られ

壁ができるところにボードが貼られている所です。

 

吹き抜け天井、バルコニー内の壁には無垢の米松が貼られました。

結構お洒落な感じに仕上がっていて

完成が楽しみです♪

 

いまのところ、

思ったよりいい家が出来ているな♫

という感じ。

 

施工もキレイにやってあるし

断熱材も規定の厚みあったし

(夫が針を指して確認していました)

←床下の断熱材の厚みまで確認済み

 

何より

現場がキレイ!!

 

いつ見ても整理整頓されています。

子どもが歩いても大丈夫。

 

職人さんが見に来ている時は見に行きません。

邪魔だと思うので。

週末や職人さんが休みの日、帰ったあとに見に行きます。

 

休日に作業している時は夫が差し入れを持っていきます。

うちの職人さんはお酒好きみたいなので、たいていはビールです。

ときには、スポーツ飲料やお茶を持っていくこともあります。

 

そもそも、

お金を払ってやってもらっているので

差し入れ自体は不要かもしれません。

 

ただ職人さんも人間。

情があるはず!

すごーく小さな些細なことで普段はスルーしちゃうことも

「○○さん家だし、やっておいてあげようかな~」

と思ってもらえないかなと(^_^;)

 

どうでしょうかね?

 

あと、ふと気づいたのは

建て始めてから文句や注文をつけていない!

というか

つけるところがない

 

工務店には

「細かいところでもいいので気づいたことはすぐに言ってください。」

と言われています。

 

まぁ1箇所だけ、すりガラスのはずのところに透明ガラスがついていましたが( ´_ゝ`)

 

今さら言っても変えられないと思うので

お風呂をグレードアップした分の価格交渉の材料にしようかなと思って言ってません。

そして大して気にしていない私と夫。

 

すりガラスのシートを貼って対応するつもりです。

 

文句や注文をつけなくていいってすごく気持ちが楽です。

毎週現場を見に行っていますが、

ウキウキします♪

楽しいです♪

 

そんな気持ちで施工を見守れるなんて。

幸せすぎる(*^^*)

 

そのために大切なのは、

やはり契約前の打ち合わせ!!

 

これに尽きると思います。

「今週中に決めてくれれば○○万円安くしますよ」

「今日中に決めてくれれば、キャンペーンで○○付けますよ」

という言葉に惑わされてはいけません。

 

よくよく考えてください。

 

会社の運営は、お客さんの支払う新築購入のお金で賄われています。

営業マンの給料も

展示場の運営費も

○○万円の割引も

キャンペーンの○○も

全て、お客さんのお金です。

 

ということは、

この分、新築購入費のどこかにプラスされているということですよね?

 

それって適正価格ですか?

 

あとは、

会社、営業マン、現場監督、職人さんとの信頼関係ですね。

みんな良い人で、聞いたことには丁寧に答えてくれるので信用できています。

ここが信用できないと不安ですよね。

 

何はともあれ、時間はかかったけど、

契約前の交渉を頑張っておいて良かった!

いまは完成が待ち遠しいです( ^ω^ )

どんな家に住みたい?考える時はスマホアプリPinterest!検索も保存も簡単!

おしゃれな家にしたいけど

センスがない!!

 

センスがない!!

 

おしゃれにできる自信がない!

 

そんな人に役立つのがスマホアプリ!

 

Pinterest !!

 

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メリット

①登録簡単!

②無料で使える!

③自分でカテゴリーをわけて保存できる!

④いっぱい保存できる!

 

まずよかったのが、メールアドレスとパスワードだけで登録できること!

 

facebookとかgoogleアカウントを極力使いたくないのでよかった。

 

そして、無料でたくさん保存できる!

他のアプリも使ってみたけど、無料で使える範囲だと枚数制限があったりして使いにくかったです。

 

私の使い方は

 

玄関

玄関内ライト

洗面台

カーテン・・・

 

とにかく、その時に調べようと思ったことをカテゴリー(ボード名)にして保存していました。

 

とりあえず見て保存しないでおくと

あとあともう一度調べることになり二度手間です。

 

とにかく、

いいなと思ったら保存です!!

 

我が家では、

工務店が提案した中に好みのものがありませんでした。

その時にアプリの画像を見せたら、○○社のものだから次回資料を持ってくるねとスムーズに話が進みました。

 

あと、ポイントは

コレ無いな!ってものも

保存すること!

 

こういうのはイヤっていうのを伝えるのも大事です。

 

我が家のケースでは

リビングのカーテン色を考えるとき

白い内装の部屋のカーテンを見つけ次第保存しました!

私の中ではベージュと決まっていたのですが、それを夫と見て

「濃い色は無いな」

「グリーンもありだな」

と選択肢を絞るとともに良いものを探すきっかけとなりました。

 

アプリの使い方は簡単!

①検索して、好みの画像を探してクリック!

②右上の保存ボタンを押す

③保存先を選択or新規ボードを作成をクリック!!

 

コレだけで保存できます!

 

保存したのを見るときは

右下の「保存済み」を押すと見れます!

 

簡単でありがたい♪

 

Instagramにもついていけていない私には一番合っている方法でした!

 

ただ私は調べ始めるのが遅くて

打ち合わせの前日にちょろっと見る感じになってしまいました。

早めから調べてとりあえず保存だけでもしておくことをオススメします。

 

是非試してみてください!

一番過ごしにくい時期にこそ見学会へ!

ようやく家の外観が出来上がってきました。

 

屋根や窓、ドアがついて、あとは外壁の一番外側のみ。

漆喰を塗るだけです。

 

ちなみに内装は発泡ウレタン、床は合板を張った所で終わっています。

 

もちろんエアコンはまだありません。

 

さて今日は暑かったですね。

我が家の地域も最高気温32℃でした。

何よりムシムシした湿気に耐えられません。

とてもじゃないけど、外には居られない!

子どもと外で水遊びをする気にもなれない!

 

そんな日でした。

 

13時頃、建築中の家を見に行くと誰もいません。中に入ってみました。

 

「うん。何とか居られる。」

 

窓を閉めきった状態でも、湿気は少なめで外の日陰と同じ感じでした。

 

窓を開けると風が入ってきて気持ちいい。

 

ベランダは風が吹き抜けてもっと気持ちいい。

 

無断熱の鉄骨造アパートの2階建て2階に住んでいる私たちからしたら感動的でした。

 

いまのアパートは帰ってきたら、家の中はサウナ状態。

ムシムシしてもぁっと暑くて、とてもじゃないけど居られません。

 

ダッシュで窓を開け、

エアコンを23℃パワフル設定で入れて、

扇風機をフル回転させます。

 

そうしてようやく居られますが、新居ではそこまで急ぐ必要は無さそうです。

 

中堅程度の金額の我が家ですが、

「実は値段のわりにすごく良い家が出来たのではないか?」

と思ってしまいました。

 

とはいえ、閉めきった状態で家の中に居るのは10分位が限界でしたが。。。

 

我が家は吹き抜けがあり、シーリングファンを取り付ける予定日です。

 

ファンを回したらもっと涼しくなるのかなーなんて考えてしまいました。

 

工務店の話では、

  • 高気密高断熱だと、家の中が乾燥しやすい
  • アルミの遮熱効果のある防水シートを屋根、壁に使っている
  • 壁の中に通気室があり、暑い空気が屋根下から抜ける仕組みになっている

 

だから、真夏でも暑くなりすぎないと言っていました。

 

文章で説明されても

 

「それって本当??」

 

と疑ってしまいたくなります。

 

百聞は一見に如かずです。

 

完成見学会ではエアコンがついていることが多いです。

 

おすすめは構造見学会です。

 

これだけ暑いと、出掛けるのが億劫になります。

 

だけど、これだけ暑い時期でも過ごせる家に住みたくありませんか?

 

外観や内装のおしゃれさを見るなら、春や秋の過ごしやすい季節の方がゆっくり見学できると思います。

 

でも、家は性能!性能が見たい!

 

というのであれば、

 

いまが1年に1回のチャンスです。

 

是非足を運んでみてはいかがですか?

家を建てるのに3年かかった理由

注文住宅を建てようと思ってから早3年。

ようやく現在建築中で年内完成予定です。

 

その経緯をまとめてみようと思います。

 

1.実家の隣の土地が売りに出た!

 

3年前、私たちは東京にいました。

夫は長男で地元が大好き。

いつかは地元に帰ろう。

家は一軒家がいいね。

地元に建てたいね。

と話していました。

 

実家との関係は良好。

家を買う時は二世帯住宅かもな。

なんて漠然と思ったりしていました。

 

その矢先、実家の隣が売り出されることになったとの情報。

 

夫は「隣に家を建てられたら最高だなー。でも本当に帰れるかわからないからな。」

なんて言っていました。

 

その土地はとりあえず両親が買い、私たちに建てていいよとの話がきました。

 

その頃、夫は残業ばかりで午前様は当たり前、休みも週1回あるかないかという状況でした。

 

私は体調が心配だったし、早く会社をやめてほしかった。

夫が「地元で家を建てるなら、俺転職して地元へ帰るわ。」

という言葉を鵜呑みにして、東京にいながら地元で家を建てる方法を探し始めました。

 

2.家ってどうやって建てるの?

土地は決まっていたので、家を建てる方法を考えます。

 

そこで思いついたのが、住宅展示場へ行くこと。

そうすれば決まるかなと。

 

ふら〜っと予約もせずに当日思いつきで行きました。 

 

歩いていると、営業の方が

「見ていってください。今ならキャンペーンやっていますよ。」

と声をかけてくれます。

 

ある一社に入って、話をききました。

木造の構造、床暖房、その会社の特色となるものを実験して見せてくれました。

 

でも基礎知識のなかった私たちは

「へ~。そうなんですね。」

実験を見て

「すごいですね。良さそうですね。」

程度の感想しか言えませんでした。

 

そこでその営業さんに

「ここの家の良さはわかったのですが、みなさんどうやってここで家を建てるって決めるんですか?」

 

と聞きました。

 

営業さん「・・・。どうやって決めてるんですかねー??人それぞれだと思いますよ。」と。

 

まぁ、そうなんですけど。

要領の得ない返事。

 

何社か話を聞きましたが、

「ここで建てたい!」と思う会社はありませんでした。

 

3.スーモカウンターへ行ってみる

このままでは、自分の建てたい家が見つからない。

 

そう思って、スーモカウンターへ行ってみました。

 

詳細は別記事に書いたので、ここはサラッとにします。

スーモカウンターでわかること - 3年かけて新築住宅を建てた話。

 

2社紹介されて、打ち合わせをして間取りの提案を受けました。

期間としては、2〜3週に1回の打ち合わせで、3ヶ月程度で間取りの提案、金額の提案を受けて契約するか決断を迫られました。

 

1回目:会社の特徴や家の説明

2回目:要望を伝える

3回目:外部ファイナンシャルプランナーによるライフプランニング(お金のこと)

4回目:間取りの提案

5回目:標準仕様と金額の提案

 

こんな感じで進みます。

 

そこで思ったのは、

こんなあっさり決まるのか!?

何十年もかけてローンを返すのに、

こんな少ない情報で決めるのか!?

それでいいのか私!?

 

それと、一見ほぼ同じ内容に見えるのに、見積もり額が全然違ったこと。

 

詳細はこちらをご覧ください。

見積もりが1000万違う!?費用対効果で考えてみた! - 3年かけて新築住宅を建てた話。

 

納得がいかないまま決められない性格の私。

いろいろと調べることにしました。

 

4.インターネットや本で失敗しない新築の建てについて調べる

 

とにかくいろいろなモノを読みました。

住宅展示場へ行くのは中断、契約も保留のまま1年位かかったと思います。

 

まずはインターネット。

  • 構造や外壁の種類やメリット、デメリット
  • 注文住宅業界の仕組み
  • 営業マンの見極め方、騙されない方法
  • 業者の選び方
  • 間取りの決め方
  • 建設開始後の注意点

一つの事を調べると、いくつもの疑問やわからない言葉が出てきます。芋づる式に調べてノートにまとめていきました。

 

インターネットの情報は信憑性がわからないので、本も読みました。だいたいは図書館へ行って、過去10年以内の新築や間取りに関するものを借りて読みました。

 

ただ、工務店等の社長さんが書いている本が多く、自社の紹介で良いことしか書いてなかったりします。

その事に気づいてからはサラッと読むだけになりました。もちろん参考にはなりました。

 

ただ調べれば調べるほど、奥が深くて迷宮入りします。何が良いのかわかりません。

 

調べた情報をもとに、

そこで会社探しを再開しました。

 

5.打ち合わせをすすめる会社を探す

家を建てようと思ってからここまでで1年半。

その頃には、まさかの転勤で夫の地元に戻ってきました。

ここから展示場や工務店巡りを再開しました。

打ち合わせをすすめる会社を選ぶまでに、さらに1年弱かかりました。

 

大企業、中小企業問わず、ハウスメーカー工務店問わずいろいろ話を聞きました。

完成見学会、構造見学会に何度も足を運び、いいなと思える会社と出逢いました。

長かった。。。

 

参考までに、過去の記事です↓

家造りはどの会社にお願いするかが重要! - 3年かけて新築住宅を建てた話。

 

家選びで「過ごしやすい家」「長持ちする家」は譲れないキーワード! - 3年かけて新築住宅を建てた話。

 

新築の臭い、、、耐えられますか。 - 3年かけて新築住宅を建てた話。

 

 

こうして2社に絞り込みました。

決める頃には私達も疲れ果てていて、

これで決まらなかったら、家なんか建てなくていいや位の気持ちになっていました。

 

この2社に絞った決め手は

  • 営業マン人柄と信頼。話がわかりやすかったし、質問に納得のいくように答えてくれた。
  • 両方とも木造軸組であり、価格競争させられると思った。
  • 会社の理念や家造りに対する考えに共感できた(長持ちする家、施工現場が見える、住み心地のいい家・・・)

 

6.2社と打ち合わせ開始〜契約

2社と打ち合わせを開始しました。

契約までの打ち合わせ期間は半年ほどです。

 

周りの話を聞いていると、通常は4ヶ月程度で決めているようです。

 

その間に行われた完成見学会は全て足を運びました。自分たちの家にも取り入れたいものがたくさんあって、ワクワクしたのを覚えています。

 

私達が打ち合わせに時間がかかった理由は、

  • 間取り+細かい要望を全て伝えた
  • 金額交渉に1ヶ月以上かけた

 

参考までに過去の記事です↓

 

予算内でおさめたいなら契約前が勝負。 - 3年かけて新築住宅を建てた話。

 

7.詳細の打ち合わせ、着工〜完成

契約してからは早かったです。

2ヶ月後には着工、7ヶ月後には完成して引き渡しの予定です。

 

詳細の打ち合わせが意外といっぱい。

3回の打ち合わせで、トイレやキッチン、収納、扉諸々決めました。

 

トイレやキッチンはTOTOリクシルショールームに行きました。

 

契約して、全てが終わった気分になっていましたが、詳細の打ち合わせ。結構重要です。

 

次に打ち合わせする内容を聞いて、下調べして自分たちがどうしたいか考えて伝える。

 

画像で伝えるのがわかりやすいし、スムーズでした。

私はpinterestというアプリを使いました。

無料だし、画像を整理して保存できるので便利でした。

 

そして、着工。

鍵の番号も教えてもらい、自由に見学できました。

気をつけていたのは、大工さんの邪魔をしないこと。作業しているときは一声かけて飲み物を渡す程度にして、作業終了後や休日にゆっくり見て回っていました。

 

8.最後に

ここまで書いてみて、

家を建てようと思ってから契約までに3年かかっているのことに気づきました。

完成まで含めると3年半。

 

長かったけど、これだけ時間をかけた事に後悔はありません。

 

むしろ営業マンに流されて、最初の段階で決めていたら。

今よりも高い価格で低いグレードの家に住んでいたと思います。確実に。

 

建設が始まって2ヶ月。

いまのところ「あれっ!?」と思う所はありません。みなさん、熱心に作業をしてくれていて感謝です。

 

あとは完成を待つばかり。

それまでにカーテンや家具、家電など

細かいものを決めたいと思います。

(契約した会社にはインテリアコーディネーターがいないので、自分達で探すしかありません。。。)

 

義理父と現場を見に行ったときに、

現場監督が「この辺りで一番良い家を建てます!任せてください!」と言ってくれました。

とても嬉しかったし、この会社にしてよかったなと思いました。

 

営業マンも、現場監督も、棟梁も信頼してます。そういう関係が嬉しいですね。

注文住宅はフルオーダーではなくセミオーダー!?と考えるとすっきりする

家探しを始めるまでは

 

注文住宅=フルオーダー

だと思っていました。

そのせいで、どこの会社で話を聞いてもしっくり来なかった。

 

でも、注文住宅=セミオーダー

それが私には合っていた!

 

その事について話したいと思います。

 

ハウスメーカーセミオーダーばかりでNG が多い!

 

自分でいろいろやることが好きなわたし。

本当はセルフビルドで建てたかったのです。

←建物の安全性と日頃の時間の無さを理由に却下されてしまいましたが。。。

 

ハウスメーカー2社で要望を言ってみました。

 

  1. 漆喰壁を自分たちで塗りたい
  2. 自分で見つけてきたステンドグラスをはめたい
  3. 造作洗面台にしたい

 

そこで言われたのは、

 

  1. 自分たちで塗ったら保証はできないし、保証できない家は建てられないからNG 
  2. A 社→インテリアコーディネーターとの打ち合わせで相談してみてほしい(契約後)

  B社→商品を教えてもらって、B社で手配できればok だけど、できなければNG

 3.可能だが、費用が高くなる

  →ちなみに、契約した工務店はタイルを使わなければ造作洗面台も金額が一緒でした。

 

この結果を聞いたときに、私が思ったのは、

 

「あぁ、結婚式と一緒か。。。」

 

結婚式場って、ドレスやカメラマン等は持ち込み不可だったり、持ち込むなら持ち込み料がかかる所が多い。自分達の許容範囲外だったり、面倒だったり、利益にならないことはやらない。

 

それに嫌気がさして、私は結婚式もフリープランナーさんを雇って会場やドレス、装飾もろもろ個別発注でやりました。

 

その時と一緒だなと。

 

そう思って、注文住宅の事を調べ始めました。セルフビルドという選択肢も入れて。

 

でも、結婚式は長くても4時間。

家を建てることは一生涯生活に関わること。

 

構造、水道、電気、ガス、、、調べる事柄がとにかく多い!

それに、構造一つをとっても、奥が深すぎる!

 

とてもじゃないけど、結婚式の時のようにはいきませんでした。

とにかく、難しいし、複雑だし、どれも一長一短だし、どれがいいかわからない!

 

ド素人だけでできるような簡単なものではありませんでした。

その事がわかった上で振り返ってみると、あることに気づきます。

 

②結局、誰かのマネをしている!セミオーダーが合っているかも!?
 

ここまで、私の家づくりでポイントだと思うところを挙げて書いてきました。

 

簡単にまとめると私の要望は

  • 丈夫な家が大前提
  • 過ごしやすい家・長持ちする家にしたい
  • 漆喰壁・無垢床にしたい

 

そのために考えることは

  • 構造はどうするか?
  • 断熱・遮熱はどうするか?
  • 標準仕様に取り入れる会社はあるか?
  • 予算内でおさまるか?

 

じゃあ、なんでそういう要望を思い付いたのか?

  • 地震や水害のニュースを見て
  • いまのアパートは暑くて耐えられない
  • 家にお金をかけるより、旅行したい
  • 自然素材か好き
  • インターネットでブログや画像を見ていいなと思った

 

じゃあ、考える内容はどうやって思いついたの?

  • インターネットや本に書いてあって共感したから

 

ここまで書けば、わかると思います。

 

素人で思いつく内容には限界がある!!

結局、誰かのマネをしているってことに。

 

特にデザインは誰かがアップしているのを見て、「私もこれやりたいな~」と思って取り入れています。

 

センスがないし、そもそも新たなものを思いつかないので取り入れようもありません。

 

そう思えば、

"フルオーダー"という言葉には憧れるけど、"セミオーダー"で十分かも。

 

と思えてきます。

 

"セミオーダーで十分"

と思って、ハウスメーカー工務店を見てみると、、、

 

あれ!?

ほぼほぼセミオーダーじゃない!?

 

となる訳です。

 

セミオーダーでも、自分の要望と合致している家は意外とある!

 

だいたいの会社、特にハウスメーカーは、ひと通り全て決まっています。

 

  1. 構造部分の仕様(構造躯体、断熱、窓、ドア等)
  2. 標準設備(トイレ、風呂、キッチン等)
  3. 標準仕様(収納、壁紙、外壁等のデザインに関わるもの)

 

だから、

「この中のどれがいいですかー?」と聞かれて、その中から選んでいけば、家は建ってしまいます。

 

ある営業マンは、

「家の外観を見れば、どこのハウスメーカーで建てたかわかる」と言っていました。

 

でもよくよく考えてみてください。

 

自分たちで建てたい家がインターネットで写真で出てくる。ブログに書いてある。

 

ということは、

 

それができる会社がある!

実際にやっている人がいる!

 

ということ。

 

探し方次第です。

 

まずは、ハウスメーカーや住宅展示場から離れてみましょう。

 

工務店建築士、、、いろいろな会社で注文住宅を扱っています。

 

まずは、自分の建てたい家をどういう人が建てているか探すこと。そして、話をきくこと。

 

そこで建てなくてもいいアドバイスがもらえるかもしれません。

 

やっぱり家も、自己満足の世界です。

最近の若い人の中には古民家に住む人も増えています。すきま風が多いし、冬は寒いだろうに。。。と思ってしまいます。

でも、周囲になんと言われようが、自分が気に入っていればそれでよし!

そう思うと、セミオーダーでも妥協しないで建てられれば万々歳ですよね。

快適安眠。い草の畳はやっぱり気持ちいい!

今年の梅雨は雨が多く、湿気が高くて過ごしにくいですね。

 

我が家の娘はカーテンが揺れるのを極端に嫌い、窓が空いていると閉め、扇風機も止めてくれます(^_^;)

 

仕方なくクーラー生活です。

 

蒸しているせいか、布団の湿気か、

最近、寝苦しくて仕方ない。

 

布団の中途半端に身体に密着する感じがしっくり来ないんです。

 

冷感のシーツを敷き、ストレッチやセルフマッサージをしてもどうも寝付けません。

 

思いきって、畳の上に直接寝てみると

 

「気持ちいい~」

 

さっぱりしてベタベタしない肌触りがとても心地よくてすぐに寝つけました。

 

気づけば、夫も子どもも畳の上で寝ている。

誰も冷感シーツの上で寝てません。

 

体が痛くならないの!?なんて思いますが、以外と平気でした。

 

知り合いには、

「布団を敷かずに直接床に寝ると、寝ている間に身体をフラットの状態に戻してくれるからいいんだよ~」と、床に薄いシーツを敷いて、枕なしで寝ている人もいました。

 

毎日それで寝ていても身体が痛くならないそうで、1年以上続けていると言っていました。

 

赤ちゃんも何度も寝返りして姿勢を変えて、身体のこりを無意識のうちにほぐしているなんて言いますよね。

 

その気持ちがわかった気がしました。

「横になったときに体が沈まず、畳と身体に隙間ができる位が心地よい」

 

ただ、い草畳は管理が大変ですよね。

我が家はここに住んで2年が経ちますが

・色褪せ

・ささくれ

がひどくて、そろそろ張り替えたいな~と思ってしまいます。

 

だから、新築の家は和紙畳にしました。

 

和紙畳のメリットは、

・色褪せしにくい

・調湿性がある

・ダニやカビが発生しにくい

・撥水加工で汚れが染みにくい(樹脂コーティング)

・摩擦に強い

・床暖房対応

・手入れも月1回くらい水拭きするだけ

 

デメリットは

▪い草の香りがしない

ということですかね。

 

耐久性はい草畳の3倍だそうです。

ということは、我が家で言えば6年は使えるということになります。

 

あと、我が家のフローリングは無垢床なので、経年変化で色味が濃くなるそうです。傷もいい風合いになっていきます。

ただ、和紙畳は無垢床が変化しても、新品同様にきれいな色のままのようで年々違和感が出てくるみたいです。

その為、新品のい草畳のようなキレイな緑色は避けて黄色っぽく色褪せた方があとあといいよとアドバイスされました。

 

まだ畳は張られていないし、そもそも住んでいないので実際にはわかりませんが。

 

和紙畳の肌触りについて調べてみると、

「樹脂のみの畳に比べて夏のねばつきが少ない」

「い草畳と比べると堅い感じがする」

と言ってる方がいました。

 

樹脂コーティングがどう影響するかなという感じですかね。

 

ベタベタして寝心地悪ければ、い草のラグシートを買ってくればいいのかなとも思っています。

 

い草ラグや上敷きはネット通販でも買えますが、ニトリカインズホームにも置いてあるみたいです。

 

カインズホーム

https://www.cainz.com/shop/goods/search.aspx?search.x=x&category=1418

 

ニトリ

https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/CarpetRugMat/Rug/IgusaPaperBanbooIgusa?ptr=list

 

楽天

https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%81%84%E8%8D%89+6%E7%95%B3/

 

何はともあれ早くこの蒸し暑さから解放されたいですね。

我が家の暑さ対策。実際に体感!アルミシートの効果はすごかった!

以前、我が家は雪の降らない比較的暑い地域に家を建てるとお伝えしました。

 

そこに住むために重要となってくるのは断熱と遮熱です。

 

どの方法にするかは、どの注文住宅会社にお願いするかで決まります。

 

なぜなら、一つの会社でいろんな方法を取り入れている会社が少ないからです。

 

また、その注文住宅会社のスタンダードではない方法をお願いすると、きちんと施工されず隙間から熱欠損が生じて効果が薄れる可能性もあります。

 

断熱や遮熱と聞いてまず、思いつくのは断熱材の違い。

 

高性能グラスウール vs 発泡ウレタンです。

 

調べてみると、きちんと施工できれば効果は変わらないようです。むしろ、グラスウールの方が断熱性能が高いと謳っている会社もあります。

 

ただ、グラスウールは小さなガラスのクッションを敷き詰めていく方法。職人さんの腕次第で簡単に隙間ができてしまいます。

 

そしたら、意味がないですよね?

 

そう思って、発泡ウレタンの会社にしました。

実際に施工されたのを見てみると、筋交いの間やネジ等の上まで吹き付けてありました。

 

よくよく話を聞くと、木は断熱効果があるので、木材の上には吹き付けなくて大丈夫。

ただ、金物は熱を通すので、その上には吹き付ける必要があるそうです。

 

正直、これに関しては賛否両論でちゃんと施工さえされればどっちでもいいのかなと思いました。←ちゃんと施工されているかを判断するのが素人には難しいのですが。

 

断熱材に頼る暑さ対策で私が心配しているのは耐久性です。正直調べてもよくわかりません。グラスウールや発泡ウレタンを使用している営業マンはこれをはっきり言いません。

 

違う断熱材を使用している営業マンからはグラスウールも発泡ウレタンも15年程度と聞きました。科学製品だし劣化はするとしても、ローンが終わる30年間位は快適に過ごしたいなーと思ってしまいます。

 

ちなみに他にもロックウールや硬質ウレタンフォーム等断熱材として使用されるものはあります。

 

ただどれも一長一短です。

 

我が家は発泡ウレタンに決めたので、もうあとは住んでからのお楽しみですが。。。

 

次に考えたのは、外断熱か内断熱か。

 

これも調べたけど、素人にはどっちがよいか判断できませんでした。

 

外断熱はやっている会社は少ないです。インターネットで調べてみると、断熱性遮熱性はいいのですが、会社によって施工技術がマチマチとか地震に弱いとか出てきます。

 

技術的な所は素人では判断するのが難しいです。私が頼むとしたら、

 

何十年も外断熱工法で家を作っている会社にお願いするなら、外断熱でもいいかなと思いました。

 

住宅会社、特に工務店は生き残るのが大変です。実家もリフォームする頃には建てた工務店が廃業していました。そう考えると、ちゃんとした仕事をしないと生き残れないはず!

 

幸い近くに外断熱で50年以上の実績を誇る会社があったので、話を聞きました。やはり室内は快適で住み心地は良さそうでした。

 

ただ、内断熱でもアルミシートを使ってちゃんと遮熱して、発泡ウレタン等できちんと断熱されていればいいのではないかなと。

 

両方の話を聞いて、どっちも一長一短だなと思ったので最後はデザイン性や他の要素で決めました。

 

そしてただ一つ、我が家が譲れなかったのは、

 

屋根にアルミの遮熱シートが使われていることです。

 

8月の暑い日に健康住宅を売りにしている会社の構造見学会へ行きました。

 

とても暑くて外には居られないような日です。

 

家の中に入ってみると、普通に何とか過ごせる暑さ。

 

もちろんクーラーはなく、たしか扇風機があり、窓全開でした。

 

しかも1階より2階の方が涼しい!

2階は扇風機もなく、窓が空いているだけなのに、お昼寝できそうな心地良さでした。

 

暑がりの夫は「暑い!!」と言っていましたが、他の会社とは雲泥の差です。

 

ここの会社とは営業マンとの相性が悪く契約しなかったのですが、そのヒミツを教えてくれました。

 

それが、屋根に使っているアルミの遮熱シートです。

 

確か熱を90%以上カットしてくれるような物だったと思います。

 

有名なのはサーモバリアですかね。

https://www.e-lifetech.com

 

それ以来、住宅会社で話を聞く度に、

「屋根にアルミの遮熱シートは使っていますか?」

と聞いていました。

 

標準仕様で使っていない会社の中には、苦い顔をする会社もありました。

「2階リビングの場合は使うこともあるけど、費用が上がりますよ?」と。

 

ちなみに、契約した会社は屋根にも壁にも使っているみたいです。

 

アルミの遮熱シートにもグレードがあるみたいなので、どの程度かまでは確認していませんが。。。

 

真夏の見学会は行くのが億劫ですが、百聞は一見にしかずです。

 

クーラーがついていては意味がないので、出来れば構造見学会がいいと思います。

一度、出掛けてみてはいかがでしょうか?