我が家の暑さ対策。実際に体感!アルミシートの効果はすごかった!
以前、我が家は雪の降らない比較的暑い地域に家を建てるとお伝えしました。
そこに住むために重要となってくるのは断熱と遮熱です。
どの方法にするかは、どの注文住宅会社にお願いするかで決まります。
なぜなら、一つの会社でいろんな方法を取り入れている会社が少ないからです。
また、その注文住宅会社のスタンダードではない方法をお願いすると、きちんと施工されず隙間から熱欠損が生じて効果が薄れる可能性もあります。
断熱や遮熱と聞いてまず、思いつくのは断熱材の違い。
高性能グラスウール vs 発泡ウレタンです。
調べてみると、きちんと施工できれば効果は変わらないようです。むしろ、グラスウールの方が断熱性能が高いと謳っている会社もあります。
ただ、グラスウールは小さなガラスのクッションを敷き詰めていく方法。職人さんの腕次第で簡単に隙間ができてしまいます。
そしたら、意味がないですよね?
そう思って、発泡ウレタンの会社にしました。
実際に施工されたのを見てみると、筋交いの間やネジ等の上まで吹き付けてありました。
よくよく話を聞くと、木は断熱効果があるので、木材の上には吹き付けなくて大丈夫。
ただ、金物は熱を通すので、その上には吹き付ける必要があるそうです。
正直、これに関しては賛否両論でちゃんと施工さえされればどっちでもいいのかなと思いました。←ちゃんと施工されているかを判断するのが素人には難しいのですが。
断熱材に頼る暑さ対策で私が心配しているのは耐久性です。正直調べてもよくわかりません。グラスウールや発泡ウレタンを使用している営業マンはこれをはっきり言いません。
違う断熱材を使用している営業マンからはグラスウールも発泡ウレタンも15年程度と聞きました。科学製品だし劣化はするとしても、ローンが終わる30年間位は快適に過ごしたいなーと思ってしまいます。
ちなみに他にもロックウールや硬質ウレタンフォーム等断熱材として使用されるものはあります。
ただどれも一長一短です。
我が家は発泡ウレタンに決めたので、もうあとは住んでからのお楽しみですが。。。
次に考えたのは、外断熱か内断熱か。
これも調べたけど、素人にはどっちがよいか判断できませんでした。
外断熱はやっている会社は少ないです。インターネットで調べてみると、断熱性遮熱性はいいのですが、会社によって施工技術がマチマチとか地震に弱いとか出てきます。
技術的な所は素人では判断するのが難しいです。私が頼むとしたら、
何十年も外断熱工法で家を作っている会社にお願いするなら、外断熱でもいいかなと思いました。
住宅会社、特に工務店は生き残るのが大変です。実家もリフォームする頃には建てた工務店が廃業していました。そう考えると、ちゃんとした仕事をしないと生き残れないはず!
幸い近くに外断熱で50年以上の実績を誇る会社があったので、話を聞きました。やはり室内は快適で住み心地は良さそうでした。
ただ、内断熱でもアルミシートを使ってちゃんと遮熱して、発泡ウレタン等できちんと断熱されていればいいのではないかなと。
両方の話を聞いて、どっちも一長一短だなと思ったので最後はデザイン性や他の要素で決めました。
そしてただ一つ、我が家が譲れなかったのは、
屋根にアルミの遮熱シートが使われていることです。
8月の暑い日に健康住宅を売りにしている会社の構造見学会へ行きました。
とても暑くて外には居られないような日です。
家の中に入ってみると、普通に何とか過ごせる暑さ。
もちろんクーラーはなく、たしか扇風機があり、窓全開でした。
しかも1階より2階の方が涼しい!
2階は扇風機もなく、窓が空いているだけなのに、お昼寝できそうな心地良さでした。
暑がりの夫は「暑い!!」と言っていましたが、他の会社とは雲泥の差です。
ここの会社とは営業マンとの相性が悪く契約しなかったのですが、そのヒミツを教えてくれました。
それが、屋根に使っているアルミの遮熱シートです。
確か熱を90%以上カットしてくれるような物だったと思います。
有名なのはサーモバリアですかね。
それ以来、住宅会社で話を聞く度に、
「屋根にアルミの遮熱シートは使っていますか?」
と聞いていました。
標準仕様で使っていない会社の中には、苦い顔をする会社もありました。
「2階リビングの場合は使うこともあるけど、費用が上がりますよ?」と。
ちなみに、契約した会社は屋根にも壁にも使っているみたいです。
アルミの遮熱シートにもグレードがあるみたいなので、どの程度かまでは確認していませんが。。。
真夏の見学会は行くのが億劫ですが、百聞は一見にしかずです。
クーラーがついていては意味がないので、出来れば構造見学会がいいと思います。
一度、出掛けてみてはいかがでしょうか?